山本文緒の短編集です。 長編のように緩やかな情景描写から入るなんてできないのが短編? この短編集の作品も、読み始めからすぐに引き込まれた。まだるっこしい説明なんてなくても、その瞬間の人物が浮かんでくる。著者も、いろいろな人物を描くのを楽しんでいるみたい。 ただ、瞬間を切り取った感じだから、この後が... 続きをみる
2022年8月のブログ記事
-
-
-
娘とやってきたのは地元の甘味屋さん。ここは夏季限定でかき氷をやっています。 8月も終わりになって、しかも嘘のように涼しい日、やっと来ることができました。いつでも行けると思っていると、案外行けないものです😅 迷った末に選んだのは、これ 白玉宇治あずき❣️ 紅茶ミルクというのもあって迷ったのですが。... 続きをみる
-
秋田大曲の全国花火競技大会をテレビで観ました。 さすが全国の花火師たちが腕を競う競技大会ですから見応えがありました。普段地元で見る花火大会とは規模も質も格段の差があります。 しばらく部屋の灯を消して見入ってしまいました。 でも、しばらくするとなんだか物足りない気が。 あの全身を震わすような、お腹の... 続きをみる
-
お盆に実家からもらってきたスイカとマクワウリ(これは母の畑産)、シャインマスカットと梨(こちらは姉のお土産)。美味しそうな果物がたくさん。これはうれしい❣️ 帰省した娘一家が帰る時にも持たせました(マクワウリは苦手だからと拒否!) あとはわが家でいただくつもり。 ところが、シャインマスカットは早々... 続きをみる
-
今日はとても涼しい当地です。といって室温計を見ると、29度。風があるのがいいのでしょうね。 一昨日の午後受けたワクチン4回目のその後です。 夜測ると37.1℃。でも自覚症状は何もありません。 一晩明けて、朝測ると37.7℃。頭痛もします。 我慢してよいことはないと思い、朝昼と鎮痛解熱剤を飲みました... 続きをみる
-
本日、午後からワクチン4回目を受けてきました。 今のところ体調に大きな変化なし。それでもと測ってみると、体温37.1度❗️これはやはり副反応か⁉️ もしもに備えて、午前中にカレーを作り置きしておきました。 前回3回目は、3日間熱が出るし、頭痛がするしで、結構辛い思いをしたので、対策はそれなりにして... 続きをみる
-
兄とその妻、弟とその恋人、4人の視点で描かれる淡々とした日常。 それぞれみんな善人なんだろうけれど、少しばかり危ういバランスを感じてしまった。小説なのだから、誰かがそのバランスを壊してしまうのではないかと期待(?)していたが劇的な変化は訪れなかった。この後に訪れないとは限らないのだけれど、書かれて... 続きをみる
-
2度目の"吉田修一ブーム"が来ています。 2020年に初めて手に取った吉田修一。これまでに読んだ作品は、 『横道世之介』 『続 横道世之介』 『東京湾景』 『怒り』 『さよなら渓谷』 『悪人』 『パーク・ライフ』 『路』 ここまでを半年で読んだと記録しています。 そして先日、一年半ぶりに『国宝』を... 続きをみる
-
娘が友達からもらったというお菓子。 人気なんだよ、美味しいんだよ、とあまりに言うものだから、逆に"名物にうまいものなし"なんだけどな〜とちょっと冷めて聞いていた私。 実食。 ごめんなさい。本当に美味しいです。 これです。 "川崎の大師巻" 『さっくりと揚げた煎餅に 贅沢すぎるほどの贅沢な手巻き海苔... 続きをみる
-
-
-
上巻が『青春篇』、下巻が『花道篇』。 なんと言っても文体が「です。ます。」調というのに面食らいました。それも「ございます。おりました。」というふうです。高校生の頃習った「源氏物語」を思い出しました。 それでもすぐに慣れて物語の世界に入っていけるのは、筆力の賜物でしょう。 極道の世界から始まり梨園に... 続きをみる
-
4月を最後に乳がん手術後のケアで10年余り通った総合病院での定期検診がなくなりました。持病(?)の高コレステロール血症の検査は近所のかかりつけ医でしてもらうことになり、今日がその検査日。 予約の8:00ちょっと前に着くと、ほとんど待ち時間なしで検査、診察となりました。 結果は、コレステロール値は上... 続きをみる
-
-
今朝ほど、帰省していた娘一家が帰って行きました。 "孫は来てよし、帰ってよし"を実感しております。 置き土産(忘れ物)、やっぱりありました。 ・プールバッグ ・髪飾り ・食卓に取り付けるチャイルドチェア(これは大物) 着払いで送って!ですって。 もう一つ、こちらは深刻な置き土産‼️ 私の増加した体... 続きをみる
-
父の新盆で実家に滞在中のことです。 母が、お供えを持って回ってきてと言います。 結婚して実家を離れた身ですが、足腰の痛い母に代わって回ることにしました。 この地区では、昔からの風習で、お盆には地区内の神仏にお供えをして回ります。昔は子どもの役目だった記憶がありますが、今は子どもがいない世帯がほとん... 続きをみる
-
"最終巻"という帯の文字にホッとしました。 『みをつくし料理帖』からの流れで手に取ったこのシリーズ、ここまで続くとは思っていなかったので、完結して正直ホッとしました。 年二回、2月と8月に新刊が出るということだったので、ここ数年2月と8が月近づくとそろそろかなと書店を覗くのが習慣になっていました。... 続きをみる
-
-
-
-
-
宮本輝の初期の作品(1982年昭和57年の刊行)のようです。 図書館の書架に見当たらないので、どうやら閉架車庫にあるらしい。職員さんに出してもらいました。 昭和の時代の本は表舞台から消えつつあるようです。 近年刊行された宮本輝の作品に比べると、そう、なんというか勢いを感じました。 別れた夫婦が10... 続きをみる
-
刺し子、二作品目です。 市販のキットだから、何も考えずに刺していくだけ。 その時間が無心というか邪念がないというか、そうしているうちに模様が出来上がるのです。 これは水瓶?ハンガリーの図案らしいです。刺し子って、日本伝統のものというイメージでしたが、糸を刺して模様を描くというのは、洋の東西関係ない... 続きをみる
-
Netflixで『おいハンサム‼︎』観ました。 随分前に話題になった作品のようです😅 吉田鋼太郎さん、いい味出してますね。妻と娘3人の中で、存在感を示す伊藤家の父親を軽やかに、時にどっしりと演じています。 妻役のMEGUMIさんも意外なほどいい感じ。3人の大人の娘の母役をするなんてびっくり🫢 ... 続きをみる
-
来週娘一家が帰省するというので、部屋を夏仕様に替えました。普段使わない部屋なので、放置していました。 今になって、ホットカーペットをたたみ、い草ラグに敷き替え、簾をつりました。 布団も干しました。 次に気になったのが障子。 前回孫が破いたところがそのままになっていました。さらに、雨漏り修理の時に大... 続きをみる
-
夕食後からザ・マスクド・シンガー2を見ました。なかなかに華やかなステージで、見ていて飽きません。 CMが入らないので、延々と見続けてしまいました。 (テレビ画面です) 作り込んだ魅せるステージ、お金がかかってる!といつも下世話なところに感心する私です😅 それにしても司会の大泉洋さんは、多才... 続きをみる
-
-
このシリーズも10巻まできたのですね。 お決まりのバッピーエンドで安心して読めました。 "はじめ食堂"のような、昼は食堂、夜は居酒屋といったお店が身近にあったら行くのになー。それもとびきり美味しく、創意溢れるメニューを出してくれるお店。 でも、本文中にもあったのだけど、"下町が生き残っているのは大... 続きをみる
-
-
またまた宮本輝です。 読み始めると止まらなくて、朝の5時まで読んでいたものだから、昨日(日曜日)は眠くてたまりませんでした。 富山に行ってみたくなりました。 立山連峰、黒部川、日本海に向かう扇状地の田園、入善駅、愛本橋で見る星月夜のような光景、どれも著者の手によって鮮明に浮かび上がってきます。見て... 続きをみる