読書に関しては、ダメダメな3月 浅田次郎「天子蒙塵」4を未だ読み中です。戦後戦犯として処刑された人物が出てきます。 昨夜NHK"バタフライ・エフェクト"でその人物を映像で見、生々しく感じました。 (あっ、溥儀も出てきたので驚いてしまいました) 友人に奨められた「三体」も半分で頓挫し、一旦返却。映像... 続きをみる
中山七里のブログ記事
中山七里(ムラゴンブログ全体)-
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秋の夜長とはよく言ったもので、就寝までの時間が長くなった気がします。 それに昼間もお天気が悪いと出かける気にならない。食材の買い出しも、一日延ばしにしてしまいます。 そんなときは本を手にすることが増えました。 このところ読んだのは、いつものお馴染みの作家さんの作品。冒険してないのかも。 宮本輝さん... 続きをみる
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8月は来客が多かったのに加えて、自分自身もあちこちに出かけたので、読んだのは5冊。 中山七里2冊 現代の社会問題をベースにしていても、あくまでもエンタメ小説。ちょっとほろ苦いのも面白さのエッセンスかな。 山口恵以子も2冊 ちょっとあり得ないなというところも、まあいいかと思ってしまう安定したおもしろ... 続きをみる
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先日も書いた黒川伊保子さんの著書、図書館で探すと貸出中が多い。 もしかして私と同じようにラジオを聴いて手を伸ばした方がいらしたのかも⁉︎ これは借りることができました。 『話が通じない』という状況が増えていると感じるのは私だけでないみたいです。でも、正体が見えてくると対処の仕方もあるというもの。 ... 続きをみる
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クラフトバッグ作りのテキストたち 私はクラフトテープと呼んでいたけれど、テキストでは"紙バンド"と呼ばれています。 素敵なデザインの作品がたくさん載っています。 作るようになって書店で探すと、いろいろなテキストが出ているんですね。もしかして巷では密かなブームになっているのかしら。 教室で基礎を教わ... 続きをみる
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イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさん、『山女日記』に続いてこれも、彼女の別の姿を見たような思いで読みました。 初めはドラマを見て、作者のことは知らずに手に取ったのですが、湊かなえ作と知ってビックリ❗️ 女性の人生が描かれる連作。舞台が山でなければこれほどに清々しくは感じないかもしれません。 山に登... 続きをみる
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《今回はネタバレがあります。》 1冊目、『護られなかった者たちへ』中山七里 社会派ミステリというのかな?社会保障の闇が描かれます。 生活保護受給申請をはねられ餓死した老人。復讐は正義とはいえないものの、考えさせられる点はありました。結末での意外な犯人というのも、まあそうだろうなと、ミステリとしては... 続きをみる
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時々、難しいことを考えなくて済むエンターテイメント小説を手に取ります。 中山七里が私にとってのそれ。 中山七里の作品の中には、現実の事件や人物をベースにしているのではないかと思われるものも多く、その構想力と取材力には感心させられます。 この作品は、総理の替え玉にされた売れない役者が、純粋な熱意によ... 続きをみる
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1週間前に借りた3冊 宮本 輝『灯台からの響き』 山本文緒『自転しながら公転する』 中山七里『おわかれはモーツァルト』 なかでも初めて読んだ山本文緒がよかった。 茨城(都心から1時間というのだから、ど田舎に住む私からしたら十分都会なのですが)に住む32歳の女性が主人公。 アウトレットモールのアパレ... 続きをみる
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読み終わったのはこの4冊。 中山七里は驚くほど多作。 主人公のキャラクター作りがうまいと思う。いくつかのシリーズの登場人物が、シリーズを横断して登場するのもよく考えられている。時事、社会問題を絡めているけれど、私はエンターテイメント小説として気軽に読めるので、気晴らしに手に取っている。 初めて読ん... 続きをみる