完結 髙田郁『あきない世傳 金と銀13 大海篇』
"最終巻"という帯の文字にホッとしました。
『みをつくし料理帖』からの流れで手に取ったこのシリーズ、ここまで続くとは思っていなかったので、完結して正直ホッとしました。
年二回、2月と8月に新刊が出るということだったので、ここ数年2月と8が月近づくとそろそろかなと書店を覗くのが習慣になっていました。
最近は新刊本を買うのは滅多になく、買うのはこのシリーズぐらいでしたが、シリーズが長くなるとちょっとした戸惑いも出てきました。
というのは、本当に面白く読みたくて買っているのか?もしかして惰性で買い続けているのか?自分でも曖昧だったのです。
だから、シリーズ完結と知り、物語のエンディングに対する期待と共に、モヤモヤがこれで消えるという思いもあったのです。
物語の中身は、それなりに納得することができました。年に新刊を2巻出すことを続けられた作者は、ほんとうに大変だったでしょうね。ありがとうございました。
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