久しぶりの京極夏彦でした。 『巷説百物語』シリーズは6作目、これは2021年刊行ですから一年遅れで読んだということです。前作「西巷説百物語」を読んだのが2015年だから本当に久しぶりでした。 邪な人間の悪行を妖怪の仕業に見せて決着をつけるのは社会の枠の外にいる人たち。今回の舞台は遠野ですから、どう... 続きをみる
時代物のブログ記事
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長女一家が帰って行き気が抜けたのか、家事は投げておいて読書三昧。 図書館で借りていた宮部みゆき2冊。 どちらも時代物、そしてシリーズものです。 「三島屋変調百物語」シリーズはもう八巻目、主人公の語り手が交代して少し軽い感じになったかな。でも、語られる内容はおどろおどろしくも悲しい。 「きたきた捕物... 続きをみる
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宮部みゆきの『三島屋変調百物語七之続 魂手形』を借りることができた。 長女が「新刊が出ているんだけど図書館で40人待ちだった」と言っていた(都市近郊の図書館は競争が激しいなー)ので、私も読みたいと思い、昨日予約をしたのだ。するとなんとこちらでは待ち人なしで、すぐ次の順番だった。そして今日「用意でき... 続きをみる