60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

読了「流転の海 第八部」、最終第九部「野の春」へ

9月25日から読み始めた第八部をようやく読み終わりました。


この巻は、主人公がやることなすことが全て裏目に出て、事業が傾いていくと同時に、家族との亀裂が決定的なものになってしまうという、なんとも救いのない展開でした。


だからか、私のページをめくるスピードはこれまでになく遅く、1ヶ月近くかかってしまいました。


といっても、それぞれの人物は足掻きながらも前を向いているし、美しい描写にホッとさせられる場面もあるし、"救いがない"は我ながら言い過ぎかもしれません😓


さて、最終巻まで来ました。


副題通り、穏やかな春が巡ってくるのでしょうか。