乳がん手術から丸10年の秋を迎えました。

昨日は検診日でした。病院は実家の近くの総合病院、母の通院にも付き合う予定で、実家に2泊3日しました（うち１泊は温泉）。

朝から採血、骨密度測定、マンモグラフィ、エコー、CTと念入りに検査があり、最後に主治医の診察でした。

体調は悪くないので大丈夫と思いつつ、なんだか落ち着かない気分のここ数日でしたが、特に異状は見当たらないという主治医の言葉に、安堵しました。

服薬は10年と言われていたので、これで終わりかと思いきや、服薬を始めたのは、手術の翌年の８月からということで、まだ10年にはなっていなかったのでした😅　　そうそう、術後、抗がん剤治療と放射線治療が終わったのが、翌年の夏だったのでした。　

来年の８月までもう少しお付き合いを続けます。

薬、90日分です。

ところで、主治医は毎回、『お薬は忘れず飲んでいますか』ときかれます。実はこの９年余りで一度だけ飲み忘れたことがありますと正直に答えると、驚かれてしまいました。『結構飲み忘れる人がいるんですよ、真面目ですね』と言われてしまいました。

真面目というより臆病なのだと思います。決してほんの初期というわけではなかったステージだったので、いつも＂再発＂の二文字が頭から離れることはなく、薬を飲み忘れることが怖かった。

そのただ一度だけ飲み忘れたのは、今夏、双子の孫の世話に行っていた時でした。あまりの忙しさに、忘れたんですね、飲むのを。　

でも、自分のからだのことより優先したのが孫のことだったわけで、それはそれですんなり受け入れることができたのでした。（一回飲み忘れたからと言って、大ごとになるわけはないのに、大袈裟ですね😅）

来年８月まで、ぼちぼち過ごしたいものです。