60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

百歳まで生きるということ

義伯母が百歳を迎えます。


施設の面会予約が取れたので、昨日面会に行ってきました。


お祝いに何かと思うのですが、ケーキは体調管理の点から控えて欲しい(軽い糖尿病なのです)とのことで生花にしました🌸



お花をとても喜んでくれました。部屋の中はどうしても無機質になりがちなので、壁にマスキングテープで季節の飾りも貼りました🌸


そして、LINEで私の長女とその娘と話をして嬉しそう。独り身だったので、ずっとうちの三姉妹を可愛がってくれていたのですが、今ではその子どもたちに目を細めている義伯母です。


とても百歳には見えない。


じゃあ何歳に見えるのかと言われると、答えに困るのですが、とにかく背筋がしゃんと伸びて歩行器を使ってフロアーを歩き回れる。身の回りのことは自分でできるし、受け答えもしっかりしているのは見事です。(物忘れがあるのは普通でしょうね)


普段は部屋で静かに過ごすことが多いようです。

施設内には話が合う人が1人しかいないと言います。密に交流していた友人たちも先に逝かれたり、弱ってしまわれたり、手紙のやり取りをする方が一人いるだけだと言います。


何かしたいことはある?

欲しいものは?


と聞いても、特に浮かんでこないようです。

それは少し寂しいことのように感じますが、静かに時間が過ぎていくのが百歳の日常なのかもしれません。


雑誌などで取り上げられる元気で活動的な百歳の方は、滅多にないことだからこそ注目を集めるのでしょうね。


百歳に生きがいとかやりがいとか求めるのはもう違う気がします。

命を全うすることを見守りたいと思います。