60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

読了 青山美智子「お探し物は図書室まで」



町の小さな図書室で、「何をお探し?」と聞かれたら私はなんと答えるのでしょう。


それは本ではなくて、自分が本当にやりたいことであったり、そこへ踏み出す勇気だったり・・・


手渡される本は実はなんでもよかったのかもしれません。 そこに進む道を見出すのは自分なのですから、本はきっかけかを与えてくれただけ。司書さんに思わず語り出すのも、語る場を求めていたから。


そうやってみんなが明るい方向へ踏み出していく、上手くできたストーリー。でも、それが読んでいて嫌じゃない。ほっこり癒されていく。


こんな本に元気をもらうことも時には必要だなと思うこの頃です。