記録を兼ねて 読了 原田ひ香「一橋桐子(76)の犯罪日記」と宮本輝「月光の東」
2022年の終わりに読んだ2冊を記録しておきます。
これは、原田ひ香さんのドラマ化された作品。
ドラマでは松坂慶子さんが演じていましたね。
76歳というと後期高齢者と呼ばれるようになり、自分の老いを一段と突きつけられるころでしょうか⁉︎
勝手な想像です。ただ、昨年75歳を迎えた独り身の叔母がしきりにこの先のことを口にするようになった姿と重なってしまいました。
でも、主人公の明るさと愛嬌がこの作品を温かいものにしていました。
もう一冊は、今年最後の宮本輝さん。
これは男性に都合良く描かれているんじゃないかな、言い換えると、男性向けのファンタジーのように思えました。
2022年に読んだ本は79冊。
2021年後半からやたらと宮本輝さんを読んでいたのが、加えて吉田修一さん、中山七里さん、原田ひ香さんをよく手に取った今年でした。
印象深かったのは、と振り返って考えると、決めかねるのですが、あえて挙げるなら
向田邦子さんの「海苔と卵と朝めし」かな。
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