60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

読了「『やりがいのある仕事』という幻想」


娘の夫の書棚で気になり、借りて読みました。


筆者は「人は働くために生きているのではない」と明言しています。そのスタンスに対して全面的に賛同するわけではありませんが、こういう考えがあるのだと新鮮な思いを抱きました。


確かに「やりがいのある仕事」とか 「自分に合った仕事」とか「生きがい」とかいう言葉が表すように、仕事が充実するかどうかで幸不幸が決まるように考えていたところが私にもあった気がします。


仕事から離れた今になって読むのは遅かったかもしれません。


娘たちの世代が、どんな思いで仕事に向き合っているのか、聞いてみたい気がしますが、それは余計なお世話かもしれませんね。