60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

新刊『あきない世伝 金と銀 十一 風待ち篇』

毎年2月と8月に新刊を出すというこのシリーズ。

そろそろ出る頃かなと思って書店を覗くと、ありました。


シリーズも11巻目、もしかしてあのヒット作『みをつくし料理帖』と並ぶ刊数かな❗️


『みをつくし料理帖』といえば、ドラマや映画では、主人公澪を、北川景子、黒木華、松本穂香が演じていますね。イメージとしては、黒木華がぴったりかなとは思いますが、私としては、最初にドラマ化された時の北川景子が印象的でした。映画はまだ見ていないので、松本穂香がどんなだかはわかりませんね。


最近多い時代物の中でも、この高田郁さんの作品は、抜きん出ているような気がします。人物描写がうまいし、ストーリー展開も面白い。時代考証とか専門の言葉もよく調べられているので、嘘っぽくない。


絹反物の扱いの道を閉ざされ、太物(木綿)に活路を見出す五鈴屋女主人、幸(さち)に幸せあれと願いながら読んでいる私です。