60代、日日是好日

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日本ダービーと映画"優駿"

日曜日、テレビで日本ダービーを見ました。


競走馬は美しいですね。走るために鍛えぬかれた姿には惚れ惚れします。それにレース展開もなかなかに面白い。だから、放映される大きなレースを結構見ています。


でも、これは公営ギャンブル、お金が掛けられているのですよね。

だからこそ、人々を熱狂させもするし、極限まで鍛えもするのでしょう


その弊害かどうかはわかりませんが、期待されていた馬がゴール後突然心臓発作で死んだとか。関係者や応援されていた方はそれはそれは残念でしょうね。


そんな多くの人の思いが交錯する競馬というもの、ドラマチックです。



ダービーの翌日、偶然(?)BSで映画"優駿"を放映していました。1980年代の映画のようです。



宮本輝さんの原作を数年前大変おもしろく読んだので、あの世界をどう映像化したのだろうと興味をもって見てしまいました。


北海道の小さな牧場で生まれた仔馬。この仔馬はオラシオン(祈り)と名付けられ、多くの人が夢を託します。


演じるのは、デビュー間もない(?)斉藤由貴や緒方直人。まだまだ幼さが残る吉岡秀隆に壮年の仲代達矢や緒方拳(親子共演だったのですね)。田中邦衛も健在でした。


うーん、昭和の映画だな〜

仲代達矢なんてやたらとタバコをふかすし、斉藤由貴の化粧も服も時代を映しています。

展開よりもそんなところに目が行ってしまうのは、原作を超えることができていないということかもしれません。


でも、北の大地に生きる馬たちの姿は美しいし、レースも生々しく描かれていて見応えありました。大スクリーンで見たらもっといいでしょうね。


こうなると、実際の競走馬というものを見てみたくなりました。もちろん見るだけですよ😅