元気な85歳との出会い
週末、庭にいたら声を掛けてくるお年寄り。
どうやら家を探しているようです。地図があるので見ると、わが家からは遠くもないけど近くもない、通りが三筋向こうのあたりのようです。
この辺りは一方通行が多く、直線移動は難しい道筋で不案内の人には難しいのです。
しかも、この方随分とご高齢。紙の上での説明では辿り着けないかも⁉︎ 一緒に行くことにしました。
でもこの方、軽自動車を運転なさっています。"紅葉マーク"が貼ってある、いわゆる高齢ドライバー!
ちょっと不安😓でも、歩いていくには距離がある。思い切って、車に同乗して案内することにしました。
地図にあるお宅には、シルバー人材センターからの派遣で、除草のお仕事で行くのだそうです。
目的の家の近くに来ましたがどこに車を停めて良いのやら⁉︎ 私が車を降りて、そのお宅に伺うことにしました。
出てきたのはやはり高齢の女性。家の横の駐車スペースを教えてもらい、男性に伝えました。
ここでサヨナラすればよいものの、その場の流れでその後のやり取りも聞いてしまいました。
実は作業を予約したのは4日後、男性は家がわからないので、下見に来たのだそうです。だから、予約前に来られた女性もビックリしていました。
女性は83歳、去年までは自分でやっていたのだけど膝を痛めて…としきりに恐縮されています。「いいんですよ、きっとこれが元気の素なのでしょうから」と余計なことを言ってしまいました😅
男性は85歳、仲間には87歳もいるということです。
元気で働く85歳、素晴らしい。でも、運転にはくれぐれも気をつけて‼️
後日、わが家にはこの男性が訪ねて来られ、お礼にと地元の特産品をいただきました。
受け取った娘に、親切にしてもらってうれしかったと言われたそうです。
他人のために何かすること、しばらくなかったな〜
実は私も、案内をしながら嫌ではなかったのです。なんとなく誰かの役に立っている感じが心地よかった。
そんな出来事でした。
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