七夕の記憶、トビウオのつみれ汁
雨に降られることもなく実家に到着。到着と同時にザーと降り出したのだから、私ってついてると、ひとり喜ぶ。
しかし、その後は雨の中での作業になってしまった。前回途中になった納屋の片付けの続きをし、不要品を車までの数メートル運んで積み込むのに濡れてしまった。
雨に濡れる不快さよりも片付いていく快感の方が大きかったということかな。
雨の七夕🎋だけれど、子どもの頃実家のある地域では旧暦でやっていたはずだ。だから8月7日、夏休みに入っていたので、子どもたちは学校を気にする必要がなかった。
朝田んぼに行って、稲に降りた朝露を集めてきて、それで墨をすって短冊に願いを書いた。(遠い記憶の七夕は、なんと風流だったことか。)
七夕が終わると、七夕飾りのついた笹竹を川に流しに行った。(今なら環境破壊と言われかねない😱)
夕食は食欲のない父を思ってトビウオのつみれ汁を作る。私にとって懐かしい味ということは、父にとってもきっと懐かしい味なのだろうと想像して準備してきた。
トビウオを3枚におろして、小骨と皮を外すところまでは母がしてくれた。(魚を捌くのは名人級⁉︎の母)
後はレシピをアレンジ。
1 トビウオをすり鉢でする
2 片栗粉を卵で溶いたものを加えてする
3 塩水に味噌を溶いて加え、さらにする
4 小口ネギを加える
ここまでで、かなりトロトロ
一度に混ぜてしまうと、トロトロふわふわにならないのだそうだ。順番が大事。
5 煮立てたお湯に落とし入れ、薄口醤油で味を調える
6 細切りネギを散らす
痛恨のミス、生姜がなかった。仕方ないなー。それにつみれももう少し小綺麗にすくい落とせば見た目も良いのに😅
でも、けっこう美味しくできたと思う。つみれがふわふわでいい感じ😋
期待通り、父が完食してくれました🤗
でも、こうやって時々行って喜んでくれそうなものを作るのは案外簡単なのかもしれない。
食欲のない父に三度三度の食事を準備する母の苦労を思い、やりきれなくなる実家の夜である。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。