実家の近所には幼なじみが暮らしている。

といっても、地元に残っているのは男性ばかりで、昔ながらの長男跡取り制度の名残が見える。

一緒に遊んだ女の子たちはみんな、実家から離れている。そういう、私と姉もそうなのだけど。

久しぶりにご近所を訪ねる機会があった。

畑の向こうの坂の上の家を訪ねるのは20年ぶりぐらいだろうか。家は増改築を重ね、昔の面影はないが、庭から見える景色は昔のままだった。

◯◯ちゃんと呼んでいた１学年上の男性（地区長をしているという）と話すと、地域の担い手としての自負が感じられる。なんか、立派になったねー

当たり前か！

私が還暦＋１だから、あちらも還暦＋２、人生経験積んでて当然だね。

私が今住んでいる街場と違って、何かと昔ながらの風習が残る地で生きている幼なじみたちには気苦労もあるだろう。でも、地に足をつけている姿を見て、感謝の思いが湧いてきた。

ありがとうございます。地元をよろしくお願いしますね😊