読了 山本文緒『プラナリア』
またまた読書報告です。
最近、アマゾンプライムでもネットフリックスでも、これといった作品に出会えてないので、時間があると本に向かいます。
先日読んだ『自転しながら公転する』がよかったので山本文緒の本作を手に取りました。
以前から存在を知っていたけれど、題名からなんとなく軽い本なのかと思い、手に取ることがありませんでした。偏見でした💦
短編集でした。
主人公は20代〜30代の女性が多く、どこにでもいそうだけれどちょっとわかりにくいこだわりがあり、不思議な存在感を示しています。共感するかというと、それはないな〜
もう少しこだわりを捨てれば普通の幸せを得られるのに!と思うのは、ハッピーエンドを求めるお気楽な読者だからかもしれません。
モヤモヤとしたものが残る読後感で、印象に残る本でした。
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