60代、日日是好日

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がんではなかった❗️

知人の男性の話です。


地元の医療センターで胃がんと診断され、手術を勧められた。

息子さんが住む隣県の大学病院での手術を希望して、再度検査から。すると、がんではなかったという驚きの結果。


そんなことってあるんですね。

組織検査で悪性でなかったということらしいけれど、これが逆で、大丈夫と言われて実は悪性だったなんてことがあったら恐ろしい。


今はネットで名医だとか専門医を検索することが簡単にできるし、手術実績等も細かく出ている。

だからでもないかもしれないけれど、難しい病気を遠く離れた病院で治療したという話を聞くことがあります。



知人のお嬢さんは、難しいと言われた骨の病気を東京の病院で治療された。

元同僚は、前首相と同じ病気を関西の病院で治療。

別の元同僚は、地元では同時再建手術はできないと言われ、乳がんを隣県の病院で手術。


でも、これらはまだまだ特別な例のようです。


難しい病気の治療に直面した時、少しでも治療実績の良い医療機関・名医にかかりたいと思うとは当然だと思います。でも、地方に住む身では選択が限られているのが現実です。誰でも遠隔地に出向いて治療できるわけではないでしょう。経済的なこと、家族の状況、仕事のこと、いろいろな制約の中での選択になると思うのです。



がんでなくてホッとした知人は、これを機に卓球サークルに入り、10キロ以上減量にも成功したのだそうです。災い転じてということでしょう。


よかったですねと言いながら、医療の地域間格差というものを感じた話でした。