東北旅 3日目最終日
日常に戻って振り返ると、ずっと昔のことのようにも思える東北の旅。忘れないうちに締めくくらねば😅
この旅の良いところの一つは、ホテルでの時間がゆったりしていること。朝の出立も急かされることがありませんでした。
最終日、向かうのは岩手県平泉。目指すはもちろん中尊寺。
参道横の道を少し進んだところでバスから降ろされた。境内にショートカットで入ることになり、長い月見坂はのぼらずに済んだ。これもシニアに優しいプラン。
中尊寺ハス
藤原泰衡の首桶から発見された種が800年の眠りから覚め、開花したのだそう。藤原氏の栄華と滅亡を見届けたハスですね。
これが金色堂。
外から見えるのは覆い堂。この中の金色に輝くお堂にやはり金色の仏様が安置されていた。中の写真はNGでした。
芭蕉翁の像も。
五月雨の降り残してや光堂 でしたね。
帰りは月見坂を下りました。
この平泉界隈には、藤原氏や義経の遺跡が点在しているはず。毛越寺や高館にも行ってみたいけれど、これはツアーの悲しいところ、次回があればとなりました。
昼食はわんこ蕎麦。
給仕さんが付いていて、空になるとすぐに代わりを出す方式ではなく、すでに盛り付けられている椀をいただく方式だったので、ちょっと残念🫤一度やってみたい気がしていたのにね。
まあ、勢いに任せて食べ過ぎるのは、シニアの旅には御法度かも。
一つの盆に12椀、これを二盆。結構食べられるものです。
最後の見学地は、松島。宮城県まで南下します。
日本三景は、宮島しか行ったことがなかったので、ここはぜひ訪れたいと思っていたのです。
ちょうど良い時間のフェリーがあったので、湾内一周をします。この旅で2回目の船。
湾内には奇岩と言っても良い不思議な形の島があちこちにあります。島々が津波の被害をかなり防いでくれたと聞いたので、ただ美しい海の風景ではなくて何か厳かなものにも感じられました。
以前は船からカモメに餌やりをするのが名物にもなっていたそうだが、環境破壊に繋がるということで、今はやっていないのだとか。確かに、人間によって餌付けしてしまうと自然のバランスを崩すことになるでしょうね。
自然と歴史を巡る旅も松島を最後にして、帰路へとつきました。
私にとって東北はとても遠い地に思えていましたが、今回はツアーということもあり、案外手軽に行くことができたという印象です。
でも、そこにある風土や文化は奥が深く、まだまだ未知の地と言えそうです。次は、東北の桜? それとも夏祭り?
また来ますよ、という気持ちで旅を終えました。
飛行機からの夕日
ひとりでのツアー参加は気楽さと程よい親和性が感じられ、癖になりそうです。
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