60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

再読 小野不由美『白銀の墟 玄の月』

小野不由美の『十二国記シリーズ』に出会ったのは、かれこれ20年ほど前。

中学生だった長女が夢中で読んでいるうえに、アニメの放送も始まったこともあり、ちょっと読んでみようかと思ったのがきっかけでした。


シリーズどの巻を読んでも、物語の設定やストーリー展開にワクワクし、時には勇気をもらいました。


以来、このシリーズは私にとっても愛読書の一つになったのでした。


2019年、18年ぶりのシリーズ新作長編が出るという話に、長女と共に心躍らせました。




書店で予約して購入した『白銀の墟 玄の月』


とにかく早く結末が知りたくて、夜を徹して読みました。今思えば、先へ先へという思いが強く、かなりすっ飛ばして読んだ感じでした。


先日、押入れの整理をしているときに、ふと目に留まり、読み飛ばしたところをもう一度読もうと手に取りました。


改めて読んでも、多くの伏線をを回収しながら、よくぞクライマックスまで持っていっていただけたという4巻でした。