今日から『小暑』 読了 宮本輝『三千枚の金貨 上下』
二十四節気では『小暑』に入りました。
"梅雨が明けて本格的に夏になるころ"とありますが、今年は2週間ぐらい前倒しという感じです💦
暑中見舞いを出そうかなと思いつついつの間にか立秋を迎えていた現役の頃とは違うのに、今ではLINEで済ましている。手書きで出そうかな😌
読み終わったのは宮本輝の『三千枚の金貨』上下巻。
面白くて、あっという間に(朝方まで起きて)読み終わりました。
情景描写も人物の造形も安心のクオリティ。
ストーリーは、大人の(男の)お伽噺⁉︎
現実離れしているというのではなく、こんな人生ももしかしたらあるのかもしれないと思わせてくれるような、ロマンが感じられる。
ふと浮かんだこと。
宮本輝の文章は、井上靖のそれに似ている⁉︎
先に読んだ『初めての文学 宮本輝』(ジュニア向けにセレクトした短編集)の後書きに、ご本人が子どもの頃に井上靖を読んだことを書いていたので、そう思ったのだろうか。
昔読んだ井上靖の『流砂』にも砂漠の描写があり、印象的だった。
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