「神さまたちの遊ぶ庭」を読みました❣️
宮下奈都さんの「ワンさぶ子の怠惰な冒険」があまりにしっくりきたので、遡ること5年の家族のお話。
(物語?いや、エッセイだよな〜と思っていたら、ジャンルのところに家庭小説とある。なるほど!でも、そんなジャンルってあったのね。)
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父の移住希望に子供たちがすぐに賛同!移住先は北海道のトムラウシ。家族で山村留学となった!
「ワンさぶ子の怠惰な冒険」では中学生から高校生、高校生から大学生へと成長する時期が描かれている兄弟の5年前、小4、中1、中3の1年間。
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なんて自由に生きているんだろうと思って読み始めたのだけれど、次第に自由というより自然に生きているんだなに変わった。
共同体の結束(しがらみ)は街での暮らしより多分ずっと強いだろうし、厳しい自然の中での暮らしは不自由だらけだし。でも、のびやかに生きている❣️
母である著者が、子どもたちの成長に述懐する場面
「こんな速度で一年が経っていくのなら、よっぽどじたばたしないと親はおいていかれるばかりだ。
じたばたと何をすればいいのかよくわからなくて焦る。だけどたぶん、毎日をしっかり生きて楽しめばいいんじゃないか。あれだけ楽しんだのだから置いていかれても本望、と思えるくらいに楽しめばいいんじゃないか。明日からまたじたばたがんばろう。」
(p.230.231より引用)
ここに、ひどくうなずいてしまった。
著者はこの時多分40代。子育て後半。
私のすぎてしまった子育て期にも、こんなふうに感じていたことがあった気がした。
そして、今の私は、わが子たちには「置いていかれ」た身だけれど(別に冷たくされているわけではないですから大丈夫)、これからだって「本望」と思えるくらい楽しもうという気でいる。
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ps.雪が降った日の方が暖かいってどんな感じなんでしょう。
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