60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

自然素材のカゴの美しさに打たれました❣️

クラフトバンドを使ってのカバンやカゴを編みはじめて半年あまり経ちました。

最初の頃のような新鮮な驚きは薄らいだものの、まだまだ興味は尽きません。


もともと手仕事が好き。今回のクラフトバンドとの出会いも必然だったかも⁉︎


そういえば、これまでにもカゴを編んだことはありました。


一つはこれ。蔓を編んだもの。鳥の巣みたいでしょ😅


もう一つは、竹カゴ。持ち手が割れてしまったので取り外してしまいました😥


どちらも、イベント的な教室で指導を受けながら編んだものです。下の竹カゴなんて、難しいところはほとんど講師の方にやってもらったのでした😅


でも、蔓編みも竹細工も後が続きませんでした。

身近に教室がなかったというのもありますし、自分でやろうにも、蔓も竹も材料を揃えるのが大変。

竹カゴなんて山の竹を切り出して、割って細いひごを作るのにどれほどの手間がかかっているのか⁉︎


その点、クラフトバンドはきれいに巻かれた状態で売られています。

色も選び放題。材質は紙ですから価格もそんなに高くはありませんし、扱いが楽です。

もちろん、良い先生に出会ったというのが一番大きかったと思います。



ところが、先日借りてきたこの本を見てから、やっぱり自然素材のカゴはいいなという思いが強くなりました。

「暮らしのかご」片柳草生(平凡社)

日本各地(少しだけど外国のものも)に伝わる伝統的なカゴやその作家たちが紹介されています。もともと家事や農業、漁業で使われていた道具であったカゴ。一旦は消えつつあったものが今また見直されて、人気になっているそうです。ほとんどが自然素材です。

見れば見るほど、美しい❣️"用の美"ってこんなのを言うのかなと思わせてくれました。


これはラトビアのカゴ❣️

あれっ、もしかしてこれは・・・

そう、私が教わったダイヤ(菱形)の飾りのあるカゴのルーツに違いない❗️


とても興味深く読みました。



今のところ、手軽なクラフトバンドから自然素材へと移ることは考えていませんが、出会いがあれば自然素材のカゴたちを生活の中に取り入れていきたいなと、そちらの方へ気持ちが大きく動いてしまいました。