60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

読了 『おいしいごはんが食べられますように』『夜に星を放つ』

高瀬隼子さんは長女と同年代。

わが子はいつまでも子どものように思っていたけど、いつの間にか30代半ば、この年齢になればそれぞれの道で中堅と言われてもおかしくないのですね。

食とか健康が人生の一大事である私からすると、ごはんに興味がない人がいるのがなかなかに理解できないというのが本音。


やっぱりおいしいものが食べたいという執着から離れられない私には、逆に新鮮な主人公でありました。



窪美澄さんはさらに手慣れた書き手という感じ。50代なんですね。


この作品からは窪さんの瑞々しい感性が感じられました。

表現されてみると、この親子の関係、どこか我が身にも覚えがあるような気がしてくる。忘れていた感覚を思い出させてくれました。