60代、日日是好日

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二女の雛人形問題

桃の節句ですね。


わが家の二女の親王飾り、初めて玄関に飾ってみました。金屏風が破れているのは、ご愛嬌。


私は二女。雛人形はありませんでした。

姉にはお内裏様とお雛様が座った御殿飾り、弟にも天神飾り(内裏雛?が一人座った御殿飾り)がありましたが、私にはガラスケースの人形が一つでした。当時は、これはまあ、ごく普通の判断だったのでしょう。


それが子供の頃は悲しくて、二女は損だと思うこともありました。何かと後回しにされる気がしていた二女かつ中子のいじけ心の象徴だったのでしょうね。



だから、自分に二女が生まれた時には、その子用の親王飾りを用意しました。そうなってくると三女にもということで、我が家には三つの雛飾りがあるのです。

費用は、実家、私、義母と義伯母がその時の流れで出しました。


今にして思うと贅沢、無駄にも思えます。飾るのも大変でした😅


あれから約30年、今春は、長女のところの双子(二女と長男)が初節句❣️

上の孫(女児)のときは飾るスペースがないからと最後まで迷った末、小さな親王飾りを求めました。雛人形は、その子の身代わりだから親のを子に譲るのはよろしくないという説もあり、わが家の雛飾りが行くことはありませんでした。



今回、男児には兜飾りを揃えようという話になったようです。(子どもの健やかな成長を願う伝統は大切にしたいという気持ちが強い長女夫妻です。)


問題は二女。どうしようかと相談してきます。



結論‼️



雛飾りは、姉弟3人のもの。

兜飾りも、姉弟3人のもの。


と子どもたちに教えるそうです。

女の子だから雛人形、男の子だから兜飾り、と性差を意識することはやめようと。


費用は、私からは幾許かのお祝いを送るので、あとは自分たちで考えてと伝えてあります。