行きつけの美容院が45年の歴史に年末で幕を閉じるそうです。

私が通いだしてから35年、ちょうど10歳ぐらい年上の先生とほぼ同年代の美容師さんは、ずっと変わらずでした。

先生によると、修業時代から病気で休んだことは一度もない。でも、ずっとの立ち仕事で、体が悲鳴を上げ始めている。

もう一人の美容師さんも、今秋お父さんが亡くなり、お母さんが一人になってしまったので、もう少し付いていたい。落ち着いたら、訪問でカットをするような仕事をしてみたいと話してくれました。

本当に長い間お世話になった美容院でした。

髪がうまく決まらないと、一日落ち着かない気分で過ごすことになるので、髪って大事ですよね。

抗がん剤で脱毛した時も、この美容院でウィッグを頼み、カットもしてもらった、私の辛い時を知っている美容院でもありました。

スタッフの皆さんは、心は決まっているのでしょう。サバサバしたものです。初めて知った私の方が動揺してしまいました。

長い間お世話になりました。ありがとう。

新年からは、美容院難民になりそうです。