60代、日日是好日

読書、手仕事、庭いじり・・・やりたいことがたくさん

変体仮名に悩みます

趣味と言えるほど打ち込んではいないものの、かれこれ20年ほど続けている、習字を。



最初は小学生だった娘たちを連れて行っていた教室に私も入って、結局私だけ続けているわけです。


毎月の課題を書いて提出し、先生に朱を入れていただくのだけれど、この課題をこなすことが精一杯で、楽しいと感じることは正直あまりない。

なら、なぜ続けるのかということになるのだけど、やはり少しだけ思うようにかけた時の嬉しさがあるからかもしれない。


知りあいに、習字が大好きという男の子がいるのだけど、彼は何十枚、時には百枚二百枚書いても嫌になることはないそうだ。そんな彼の字は、素直でおおらかだ。あんな風になれたらと思うけれど、うーん一生ダメかも😓



今回は、年に一度の昇段試験。仮名部門は、与えられた俳句を半紙に散らし書き、漢字や仮名は自由に変換するようにという課題。


平仮名だけでなく変体仮名も交えて変化を出すようにするのが難しい。「れ」は「連」、「ち」は「遅」の行書体で書くといったふうに。

"変態"ではありませんよ、"変体"です。


これが「れ」です。


どんな字でどう組み立てようかと考えるのは難しいし、小手先でうまく見せようとしている自分が嫌になってくる。でも、娘に言わすと、けっこう楽しんでいるように見えるらしい。


これも人生のスパイス⁉️




これは、萩焼の水滴。手作り感が好きで買い求めたもの。愛用の品です。