物より思い出 というものの
わが家は田舎の一戸建、部屋数だけは多い。でも、収納スペースは今ひとつ。
そこで増築の際に勧められるままに造ったのが屋根裏収納。2階のその上に四畳半あるかというスペース。天井から引き出す梯子階段で昇降することになっている。
ひな飾り一式、いっとき熱中したペット用品、小さくなった服(子どものだけでなく、私のも)、ぬいぐるみ。まだまだ置けるのを良いことに、幼稚園のお便り、小学校に入ると一年ごとにノートや作品、なんでも取っておいた。
若いうちはよかった。段ボール箱を持って、不安定な梯子階段を昇降するのも平気。
しかし、年齢を重ねるうちに屋根裏収納への昇降は減っていき、いろいろな物の存在を忘れていった。
昨年定年退職し、身辺整理に重い腰をあげた。
出てくる出てくる思い出の品⁉︎ いや、不用品の数々。それでも、中には懐かしくまだ手放せないものもあるわけで、3日ががりで選別したのは良いが、一階まで運び下ろすのにも一苦労だった。
物より思い出 という言葉を聞くが、私の場合、手放す踏ん切りがつくのに時間がかかりすぎるようだ。
体力があるうちに、ひとまず整理ができてよかった。
なつかしい、ジャジャ丸、ピッコロ、ポロリ
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